最初のつまづきはライブドア!?
少額トレードの日々
損失が膨らむ・・・
なぜ負けたのか?
最初のつまづきはライブドア!?
株を始めたのは、平成18年の1月でした。当時は株ブームで、その象徴的存在だったライブドア元社長堀江氏が、正月から「回転(開店)回転(開店)ライブドアオート」と言いながらクルクル回るCMがさかんに流されるほどでした。株のデイトレで億を稼いだというトレーダーも出てきました。貧乏人で一攫千金をねらっていた僕は、「これは株をやるしかない!!」と思い立ち、株のネット取引でさきがけ的な松井証券の口座開設を申請したのでした。
異変が起きたのは1月16日夕方、テレビが一斉にライブドアへの強制捜査の報を伝え始めたときでした。当時、富と栄光の象徴だった六本木ヒルズに、たくさんの捜査官が整然と入り込んでいく映像は衝撃的でした。そんなとき、松井証券の口座開設の通知が来たのでした・・・。思えば、最初からツキに見放されてたのかもしれません・・・。
少額トレードの日々
翌日の相場は株ボードが一面真っ青になり、ストップ安張り付き銘柄が多く出ました。「株を買いさえすれば儲かる」という安易な考えで参入した僕は、ただただ唖然として株ボードを眺めているだけでした。初めて買ったのは2日後になってからで、リソー教育という銘柄だったと思います。当時はたしか8000円くらいだったと思います。貧乏人なので、少額の資金を回転させて利益を得るために、低位株しか買えなかったのです。そして、松井証券は合計売買代金10万円までは手数料無料だったので、10万円の範囲内で取引していました。まあ、トレードの練習みたいな感じですね。ちょこまかと買ったり売ったりを繰り返し、ちょっと儲けたとかちょっと損したとかいって株トレーダーの雰囲気を味わっていました。といっても、トレードツールがまだないときで(今はネットストック・ハイスピードというツールがあります)、WEB画面から注文を出していたので、ちょっと面倒でした。結局、1月は少し損して終わりました。
損失が膨らむ・・・
そのような感じで練習を積み、2月にはやっと多少の利益を出せるようになりました。当時はすごくうれしかったです。それで自信がでたのか、10万円を超えて注文する日も出てきました。そして、その後松井証券が手数料値下げになり、今までにもまして回転して取引するようになりました。するとどうでしょう、結構な額の損失が出てしまいました。あいかわらずWEB画面で注文を出していたのでそのせいかと思い、注文が速く出せる HYPER E*TRADE(現HYPER SBI)があるイートレード証券(現SBI証券)に口座を開設して乗り換えました。しかし、その後も損失は止まらず、平成19年3月に株をやめるまで、月単位で5勝10敗と大きく負け越してしまいました。手数料を含む勝敗は2勝13敗と圧倒的な敗北に終わりました。合計の損益は、16万円の損失でした。
なぜ負けたのか?
相場の要因
- 下げ相場だったから
- ライブドアショック後の相場は春先に反発もありましたが、基本、下げ相場でした。信用取引をしなかったので、買いからしか入れない場合は負ける可能性が高くなります。しかも、低位株はもともとファンダメンタルズ的に弱いので、下げがきつかったです。
- 新興市場の壊滅的打撃
- ライブドアショック後、新興市場で、業績の甘い見積もりによる下方修正の連発や会計監査に対する疑惑などが多発し、新興市場に対する信頼や期待が薄れていきました。そして、新興市場に投資する個人投資家が離れていったといわれています。その後、新興市場は低迷し、ジャスダックは大証ヘラクレスと統合することになってしまいました。低位株には新興企業が多く、それらを売買していた僕も痛手を被ったと思います。
個人的な要因
- 資金が少なかったから
- 資金が少なかったら低位株しか買えず、それだけ下げの可能性が高くなります。当時、トヨタなど一部上場の優良企業は年末にかなり上げてきたというのがありましたが、買えませんでした。
- 頻繁にトレードしたから
- デイトレのうまい人ならいいでしょうが、素人が頻繁にトレードすると負ける可能性も高くなります。株価を見てるとつい買いたくなって買ってしまうことが多かったので、ポジポジ病になっていたと思います。しっかりエントリーポイントを考えていなかったと思います。そして、トレードすればするほど手数料がかさむので、結果的に手数料負けも多かったです。
- 仕手?に翻弄されたから
- 低位株には仕手筋がいたりします。突然吹いたり、かと思えば急落したりと値動きが激しく、トレーダーを引きつけます。仕手にうまく乗れればいいですが、上がった時に買って天井つかみになり、下がりきった時に売って底値で損切りしたりと翻弄されました。タイミングが遅かったと思います。あとは、たくさんの買いが入ったのを見て買うと、買いが消されてしまう見せ板などにやられました。今は規制が厳しくなって仕手は減ったそうですが・・。
このような感じで負けが込み、当時は相場もよくなさそうだったので、ブームになりつつあったFXに移ることにしました。
もちろん、このような相場でも株で稼いでいる人もいるので、才能があるかないか、ということが大きかったのだと思います。
また、株を長期投資としてみると、短期売買とは違ったパフォーマンスが得られることもあります。そして、リスク分散のために資産の一部を株に投資するという投資法もあります。